講師からメッセージ
こんにちは! 語学ママこと、エイミー林 (Amy Hayashi)です。
この度は、ホームページをご覧くださり、ありがとうございます。
私は、英語とインドネシア語の通訳者として、ビジネス、芸能関係、医療、経済分野で日々奮闘しながら、英語とインドネシア語を教える仕事をしています。
「語学ママ」は、「忙しいママも語学に取り組んだ方がいい。」という
私の思いを表したネーミング。
Amyは大学時代にアメリカ人の教授からいただいたアメリカンネームです。
どうぞよろしくお願いします。
内気だった少女時代と英語との出会い
私は、島根県出身です。
小学校は、田んぼや川がすぐ近くにある
自然豊かな場所にあり、毎日ゆったりとした日々を
過ごしていましたが、
当時、両親ともに忙しく働いていたこともあり、
相談したいことがあっても 困ったことがあっても
親に相談できる状態ではなく、家族全体がコミュニケーション不足になっていて
家の雰囲気は良くなく、私は自分の気持ちを正直に言えない子どもに
なっていました。
その反動からか、「コミュニケーションの大切さ」を
心から実感するようになっていったのと同時に テレビや新聞などで目にする
都会や外国への憧れが募っていったのかな、と思います。
そんな時、母と新幹線で旅行する機会がありました。
これは今思うとめぐり合わせだとしか思えないのですが、、
その日、私の母の隣の席に 黒人の乗客が座られたのです。
すると驚いたことに、母は、その外国人の方と英語で会話をし出したのです。
英語を真剣に学んだ10代
今思うと、きっと母が話していた内容は
簡単なものだったと思うのです。
"Where are you from?"
"What is your name?"
"My name is..."
とか、その程度だったのでは、と推測しています。
しかし、英語を全く知らない当時の私には、
黒人の方と躊躇なく話をする母親が
とてもかっこよく見えました。
実は、私の母親は、遠い昔、中学校の英語の教師を
していたことがあったのです。
当時は小学校の教師だったので、英語が話せるなんて
知りませんでした。
そんな母親の姿に衝撃を受けた私は、
通訳になりたいとの夢を持ち、中学生の頃から真剣に英語と
向き合うようになりました。
その結果、帰国子女ではありませんでしたが、
アメリカの大学院で学び、通訳者になるという夢を叶えました。
語学の努力は必ず実を結ぶと実感しているのはこの経験があるからです。
その後、30代で思ってもみなかった大きな人生の転機がありました。
それは、2012年のインドネシア駐在です。
インドネシア語を習得
社内通訳者をしていた私は、夫のジャカルタ駐在をきっかけに
インドネシア語の取得を決意。1歳半の娘の子育てをしながらインドネシア大学の
外国人のための語学プログラム(BIPA)の門を叩き、授乳の合間に単語を覚えるなど、
それはそれは必死に学びました。
その努力が認められたのか、私は毎期、クラスの成績優秀者として表彰されました。
しかし、大きな挫折も味わうことに。
英語学習を再開
その頃、英語も忘れないようにとの想いから参加していた
ジャカルタの外国人コミュニティのミーティングで
ネイティブスピーカー同士の英会話のテンポに全くついていけない、
という事実に気づいたのです。
「通訳までしていた私がなぜ?」ひどく落ち込みました。
悩みに悩み、何とかこの状況を打開したい、という思いから、2018年、
インドネシア国立博物館英語ガイドコースで実践を通した徹底的な学習をスタート。
3ヶ月の学習の結果、無事に英語ガイドの資格を取得しました。
(ちなみに英語学習のためにガイドになる、ということはお勧めしないということは
お伝えさせていただきます。)
3ヶ月の学習でできるようになったこと
3ヶ月間、とにかく勉強しました。その間、
リスニング、リーディング、ライティング、プレゼン、など、
英語のすべての技能を必要とする講義を受け、
博物館でガイドをするという実践を経験したのですが、なんと
予想以上の結果が現れたのです。
気づいたら、ネイティブ同士の会話にも入れるようになり、
以前は聞き取れず悩んでいたラジオやテレビの英語ニュースが
聞き取れるようになっていました。
その1年後にジャカルタを離れる頃には、ジャカルタの英文情報誌への記事の投稿や、
インタビューをお願いされるまでに。今では、海外の大学の講義やセミナーを
受講しても良い成績を取れるように。
人生の幅が大きく広がり、夢や選択肢が増えました。
短期間で語学力が大きく伸びた私は、この経験を語学で行き詰まっている
学習者の皆さんにシェアしたいとの想いからスクールを開講しました。
今でも、学習は日々継続しています。
2020年にジャカルタから本帰国した後、2021年から通訳学校に復帰。
2023年には、日本会議通訳者協会同時通訳グランプリの
ファイナリストに選抜されるという光栄にも預かりました。
学習を継続するパワーは持っている私です。
語学学習者の受講者様に寄り添い、アドバイスさせていただける自信はあります。
このページを見てくださった皆様が語学でそれぞれの人生を
大きく開いて行かれますことを願ってやみません。
プロフィール
日本の義務教育で英語を学んだ10代
高校時代に英文法と単語力の重要さを痛感。名門私立大学、国立大学の
合格を勝ち取る。中学・高校時代に英語スピーチコンテストに出場。
アメリカの名門校で修士号を取得
大学では英文学を専攻し中高英語教員免許を取得。
その後、アメリカに単身留学し、UCLAで公共政策修士号取得。
大学病院でのボランティア通訳や現地での勤務を経験後、帰国。
都内の外資系金融機関で働きながら通訳者養成機関サイマルアカデミーの通訳科で学び、社内通訳者に転身。金融、鉄道、IT、リテール、学術系など、様々な業界の通訳を経験。
夫の駐在に伴うインドネシア語習得と
英語力の強化
結婚・出産と同時期に夫の転勤でインドネシア国ジャカルタ市で8年間駐在。
インドネシア国立博物館で英語ガイドの資格も取得。世界各国の訪問者に
英語でガイドをし、多くの方に喜ばれる。「素晴らしいガイドに感謝しています。」と、博物館ガイドの派遣元であるIndonesian Heritage Society本部に電話報告をして下さるお客様も現れるように。
様々な文化背景を持つガイドメンバーと活動をする中で、国際舞台で
活躍するには、「資格を超えた英語での情報収集能力と発信力」が必要だと気づき、既存の英語教育の限界を痛感する。
コンサルティング会社のインターン生として公的機関の文書翻訳やニュース翻訳も手がけ、インドネシア語の翻訳者としてのキャリアスタートを切る。
現在、名古屋在住。フリーランス英語通訳者、インドネシア語通翻訳者として活動中。
英語&インドネシア語の通訳者としての詳しい職歴はこちらから。
資格・経歴
英語
英検1級
TOEIC 980点
中高英語教員免許
UCLA Master of Public Policy
インドネシア国立博物館英語ガイド(2018年〜2020年)
MoMA(ニューヨーク近代美術館)のアート教育に関する各種プログラム修了
2022年東京芸術祭アートトランスレーターアシスタント
2023年日本会議通訳者協会同通グランプリファイナリスト
インドネシア語
インドネシア大学BIPA2&3修了
(どちらも成績優秀者として表彰される)
インドネシア語検定A級1次合格(2回合格)
ジャパネシア翻訳クラス講師(2022年夏まで)
芸能分野の翻訳者、看護、介護、商談などの通訳者として活動中